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「世界から注目の2地域を結び魅力を発信」しなの鉄道・長野県軽井沢町・新潟県妙高市が「広域観光」で連携 「着地型」の観光コンテンツ開発へ

しなの鉄道は沿線にある長野県軽井沢町、新潟県妙高市の観光協会と連携協定

広域観光で連携です。しなの鉄道は、沿線にある長野県軽井沢町、新潟県妙高市の観光協会と連携協定を結びました。2つの高原リゾート地の資源を生かした観光コンテンツを開発し沿線の活性化につなげる狙いです。

鉄道を軸にした広域観光の連携協定を結んだのは、上田市に本社のあるしなの鉄道と、軽井沢町、新潟県妙高市の観光協会です。

夏場を中心に年間800万人もの観光客が訪れる世界的なリゾート地の軽井沢。スキーリゾートとして冬場を中心に多くの観光客が訪れる妙高。

2つの地域は、しなの鉄道沿線の両端に位置していて、鉄道を軸に広域で連携して、観光振興を図る狙いです。

しなの鉄道・土屋智則社長:
「世界から注目されている2つの地域をしなの鉄道が結ぶことによって、この両地域の観光地としての魅力をますます高めたい。自然や歴史、文化、食のコンテンツを結び付け、点から線へ、線から面へ広域観光を展開していきたい」

しなの鉄道は、妙高を含む長野・新潟県境で大規模な再開発計画を進めるシンガポールの不動産投資ファンドとも協定を結んでいて沿線の活性化に向けた取り組みを進めています。

今回の協定では、2つの地域の資源を生かした「着地型」の観光コンテンツの開発などを進め、沿線の魅力を発信していくということです。

妙高ツーリズムマネジメント・中嶋正文会長:
「夏の集客の部分が非常に薄い。(長野と新潟が)一緒になって観光を盛り上げるきっかけになればいい」

軽井沢町では、オーバーツーリズムが課題となっていて、連携により、新たな人の流れが生まれることに期待を寄せています。

軽井沢観光協会・大雲芳樹会長:
「お客さまを他の長野のいいところ、そして妙高に行くと、お金の周り、人の流れを軽井沢を中心につくっていきたい」

締結の記念として、11月3日には、軽井沢駅と妙高高原駅を結ぶ記念列車を運行する予定です。

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長野放送ニュース

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