関東甲信地方で「警報級の大雨」の可能性　8日夜遅くにかけてと9日午後は大気の状態が非常に不安定　24時間予想降水量は関東地方北部80ミリ、関東地方南部・甲信地方60ミリ（9日午後6時まで多い所で）

予想天気図

気象庁によりますと、関東甲信地方では、9月8日夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあるということです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。また、8日夜遅くにかけてと9日午後は落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。

前線が本州付近に停滞しています。関東甲信地方では、前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気や日中の気温上昇の影響で、大気の状態が不安定となっており、局地的に激しい雨が降っています。前線は9日にかけて本州付近に停滞するため、8日夜遅くにかけてと9日午後は、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

■雨の予想

関東甲信地方では、8日夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降る所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があるということです。

・8日に予想される1時間降水量（多い所で）
　関東地方北部　50ミリ
　関東地方南部　50ミリ
　甲信地方　　　40ミリ

・8日午後6時から予想される24時間降水量（多い所で）
　関東地方北部　80ミリ
　関東地方南部　60ミリ
　甲信地方　　　60ミリ

気象庁は関東甲信地方では、8日夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川
の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。また、8日夜遅くにかけてと9日午後
は、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもあるので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。