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長野市街地の通りの愛称「善光寺表参道」 観光客「わかりやすい」 市民「『中央通り』でいいじゃないか」

長野駅から善光寺までの市道

長野市は、長野駅から善光寺までの市道について愛称を「善光寺表参道」にすると発表しました。地元の要望を受けて検討してきたもので、積極的に愛称を使用し、定着させていきたいとしています。

長野市の長野駅から末広町交差点を経て善光寺まで続く約1.5kmの市道。正式な路線名は、「市道長野西944号線」と、「市道長野中央通り」です。

この市道について、長野市はこのほど、愛称を「善光寺表参道」に統一すると発表しました。

市道は、「中央通り」や「表参道」などと呼ばれていますが、呼び方が混在しており、地元の商店街関係者などが市に対し、呼び方を統一するよう要望していました。

「道路愛称名普及検討会議」での議論を経て、8月19日に、愛称を「善光寺表参道」に統一することが決まりました。

市道沿いの商店主は、観光客にもわかりやすくなり、魅力も発信しやすくなると期待しています。

長喜園・宵野間信行代表:
「門前の魅力を『善光寺表参道』という名前で統一して、皆さんに大いに来ていただいて楽しんでもらいたいと思うし、長野はいい街だと思ってもらえるような街づくりを一体化して進めていくきっかけになれば」

観光客は―。

飯山市から:
「善光寺のお膝元でいい。ピッタリなんじゃないかと思う」

埼玉県から:
「(愛称は)すごくわかりやすいし、はっきりしていていい」

一方、市民からはこんな声も―。

市民:
「これは『中央通り』でしょう。子どものころから『中央通り』ですよね。善光寺に通じる道なんだという意味では観光客にはわかりやすいかもしれない。でも地元民は『中央通り』でいいんじゃないか」

市は、多くの人に親しまれるよう今後、関係団体と一緒に愛称を積極的に使用していきたいとしています。

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長野放送ニュース

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