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「キング・オブ・スキー」金メダリストの荻原健司市長(55)が再選を目指し出馬表明「まだまだやりたいことがある」 長野市長選挙は10月26日投開票

立候補を表明する荻原健司長野市長

告示まで2カ月を切った長野市長選挙です。現職の荻原健司市長(55)は8月26日、再選を目指し出馬表明しました。「未来に向けた街づくりを進めた」と1期目を振り返りながら、「まだまだやりたいことがある」としました。

長野市・荻原市長:
「結論として申し上げるのは、引き続き来たる4年間も市長としての仕事を続けていきたいので、再び市長選挙に立候補する」

荻原市長は8月26日の定例会見で2期目を目指して出馬すると正式に表明しました。

群馬県草津町出身で、スキー選手時代はノルディック複合団体でオリンピック2大会連続で金メダルを獲得し、「キング・オブ・スキー」と称された荻原市長。

2021年の前回選挙では、加藤久雄前市長の取り組みを「アップデート」すると打ち出し、新人5人の争いを制しました。

1期目で重点的に取り組んできたのが、子育て支援や教育政策です。こども総合支援センター「あのえっと」や、不登校の児童・生徒の「居場所」となる支援施設「ササランド」を開設してきました。

また、自身の知名度を生かし、トップセールスやプロモーションビデオへの出演なども積極的に行ってきました。

一期目については、次のように振り返りました。

荻原市長:
「特に任期後半では、定着、変革、挑戦をキーワードに、未来に向けた街づくりを進めてきた」

2期目に向けては、路線バスの撤退など公共交通をめぐる課題について、「赤字補填にとどまらない、交通課題の抜本的な解決を図りたい」としました。

また、観光・産業の振興による財源の確保も進めたいとしています。

荻原市長:
「この4年間では着手したことで終わっていたり、スタートを切れたところでとどまっている状況。私自身まだまだやりたいこと、やるべきことがあると考えている。しっかりと進めていくことが市民の皆さんの期待に応えることなので、来たる選挙に立候補したいと思っています」

長野市長選は10月19日告示、26日投開票で、ほかにも立候補の動きがあります。

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長野放送ニュース

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