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「信州 火山防災月間」登山者に呼びかけ 立ち入り規制の状況など啓発

浅間山の登山口

8月26日から「信州 火山防災月間」が始まりました。長野県小諸市にある浅間山の登山口では、県や市の職員が登山者への啓発活動を行いました。

呼びかけ:
「『火山防災の日』ということで、普及・啓発活動させていただいています。ご協力をよろしくお願いします」

浅間山の登山口となる車坂峠では、8月26日朝、県や気象庁、小諸市などの職員が立ち入り規制の状況や、疲労や転倒による遭難が増えていることについて登山者にチラシなどを配り呼びかけました。

死者・行方不明者63人が出た11年前の御嶽山噴火災害をきっかけに、県は、噴火が発生した9月27日までの1カ月間を「信州 火山防災月間」として、啓発に力を入れています。

登山者:
「何か兆候が見られたら、すぐ下山します」
「火山の今のレベルを毎日チェックしています」

長野県 佐久地域振興局・中島満 担当係長:
「ヘルメットをかぶっていただくなり、事前に避難ルートを確認していただければ、楽しく登山ができる」

浅間山の噴火警戒レベルは「2」の「火口周辺規制」で、火口から概ね2キロの範囲の立ち入りは禁止されています。

また、群馬県との県境付近にある草津白根山も噴火警戒レベルが「2」の「火口周辺規制」で、湯釜火口から概ね1キロの範囲で、大きな噴石に警戒するよう呼びかけられています。

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長野放送ニュース

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