
コメ農家・宮沢さんの畑(8月25日、安曇野市)
長野県安曇野市で8月25日、「コシヒカリ」の稲刈りが始まりました。猛暑による影響が心配されましたが、今のところ作柄は良好で、平年並みの収穫量を見込んでいるということです。
黄金色に実った稲穂。稲刈りコンバインで次々と刈り取られていきます。
安曇野市豊科の宮澤幸司さんの水田で8月25日から「コシヒカリ」の収穫が始まりました。市内では最も早い収穫です。
およそ45ヘクタールの水田でコシヒカリを育てていて、暑さの影響で例年より1週間ほど生育が早いということです。気になる出来はどうなのでしょうか。
コメ農家・宮澤幸司さん:
「今のところ例年並みだと思っています。様子は見ているんですけど、意外と平年並みで、もしかするといいんじゃないかなと思う」
「JAあづみ」によりますと、6月中旬以降の暑さや少雨の影響で、コメが割れてしまう「胴割れ」などの影響が心配されていましたが、今のところの作柄は良好だということです。
管内では、例年並みの1万2780トンの集荷を見込んでいて、9月下旬ごろには市内のスーパーなどに並ぶ予定です。
宮澤さんの水田では、9月いっぱいは稲刈りが続きます。
コメ農家・宮澤幸司さん:
「長野米というのは、やっぱりおいしいと思っています。他の県の人にも食べてもらって、長野米がおいしいことが分かればすごくいいなと思う」