
松本国際高校
松本国際高校野球部が部員間の「嫌がらせ事案」があったとして高野連から厳重注意を受けていたことが分かりました。2年生の部員の寮の部屋に別の部員3人が「焼き肉のたれ」をまき散らしたということです。
松本国際高校(長野県松本市)によりますと「嫌がらせ事案」は生徒寮で起きました。
2025年1月、当時2年生の野球部員の部屋に別の部員3人が焼き肉のたれをまき散らしたということです。
高校は直後に把握しましたが、顧問らが指導した上で部員3人が謝罪。被害を受けた部員が了承したとして、高野連に報告していませんでした。
しかし、7月、高野連に投書があったことを受けて学校が報告し、8月1日付で野球部に「厳重注意」、部員3人は1ヶ月の選手登録停止処分を受けました。
また、報告が遅れたとして部長は謹慎処分を受けたということです。
被害を受けた部員からは他にも「複数のいじめ」の申し出があり、高校は聞き取り調査をしましたが、事実を確認できなかったとしています。
この部員は6月末から学校を休んでいるということです。
小西信久校長は「野球に関わらず、寮の生活についても細かく気を付けていきたい」としています。