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【長野駅前3人殺傷】矢口雄資容疑者(47)を殺人の罪などで起訴 約5カ月「鑑定留置」実施 検察が「刑事責任を問える」と判断

矢口被告 逮捕時、長野中央警察署に移送(2025年1月)

2025年1月、長野市のJR長野駅前で起きた男女3人殺傷事件。検察は8月18日、矢口雄資容疑者を殺人の罪などで起訴しました。責任能力を調べる「鑑定留置」を行い、刑事責任が問えると判断しました。

事件現場 JR長野駅前(2025年1月22日)

殺人の罪などで起訴されたのは長野市の無職・矢口雄資被告(47)です。

起訴状などによりますと、矢口被告は1月22日午後8時ごろ、JR長野駅前のバス乗り場付近で、市内の会社員の男性(当時49)を殺意を持って包丁の一種の牛刀で刺して殺害。また、40代の女性会社員と30代の男性会社員を牛刀で刺して殺害しようとした罪です。

矢口被告は現場から逃走し、4日後に自宅にいたところを逮捕されました。

長野中央警察署に移送された矢口雄資容疑者(47) 2025年8月

検察は3月から8月まで責任能力の有無を調べる「鑑定留置」を実施。その結果、「刑事責任が問える」と判断し、18日、起訴しました。

矢口被告と被害者3人に面識はないとみられ、検察と県警は今後、さらに動機の解明などを進めます。

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長野放送ニュース

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