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負債は約1400万円 長野市の秀和設備工業が破産手続き開始決定 同業他社との競合が激化、受注減少し売り上げが低迷 

長野放送

民間の信用調査会社帝国データバンク長野支店によりますと、長野市の秀和設備工業が7月31日に長野地裁から破産開始手続き開始決定を受けました。負債は約1400万円の見込みだということです。

秀和設備工業は1992年に設立されました。当初は簡易水洗トイレの販売、浄化槽工事からスタートしましたが、下水道整備が進んで、需要が低下。ユニットバスなど浴室改修工事に参入しましたが、同業他社との競争が激しく、2000年頃には金属屋根工事を主に行い、2001年8月期には年売上高約1億6000万円を計上していました。

しかし、さらなる競合の激化などから受注は減少し、売り上げは低迷、収益も悪化して資金繰りはひっ迫していました。さらに代表が体調を崩し、後継者も不在で、先行きの見通しが立たないことから、2024年7月頃には事業を停止していました。

負債は債権者約12人に対し約1400万円だということです。

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