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入山3時間後「胸が痛い」と救助要請 奈良県の男性(46)をヘリコプターで救助 病気のため行動不能に 北アルプス烏帽子岳で遭難

資料 北アルプス烏帽子岳

8月18日、北アルプス烏帽子岳で奈良県葛城市の男性(46)が病気のため行動不能になり、長野県消防防災ヘリで救助されました。男性は胸の痛みを訴えていて、心疾患とみられるということです。

救助されたのは奈良県葛城市の自営業の男性(46)です。

警察によりますと、男性は兄弟と2人で18日午前0時頃、七倉登山口から入山し、烏帽子岳のブナ立尾根(標高約1700メートル)を登山中、病気のため行動不能となりました。

入山後3時間ほど経った午前3時半ごろ、同行者から「胸が痛くて動けない」と消防に通報があり、午前7時前、長野県消防防災ヘリで男性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。搬送時の様子などから、心疾患とみられるということです。

長野県内の山岳では遭難が相次いでいます。県警は「自分の技量に見合ったルート選びをする」「余裕ある登山計画を立てる」「夏でも雨や強い風にあたると低体温症になる」「こまめに休憩を取り、意識して水分・エネルギーを補給する」「下山するまで体力や集中力を切らさない」など注意を呼びかけています。

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長野放送ニュース

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