
資料 北アルプス唐松岳
北アルプス天狗ノ頭付近で埼玉県越谷市の会社員の65歳男性が滑落し、大けがをして、ヘリコプターで救助されました。
男性は16日、北アルプス唐松岳に登山中、天狗ノ頭付近の登山道上(標高約2700メートル)で足を滑らせてバランスを崩して滑落しました。
午前7時過ぎ、同行者から消防に救助要請があり、午後0時半ごろ、長野県消防防災ヘリで男性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。左手の骨折などで重傷です。
男性は15日、2人パーティで猿倉登山口から入山していました。
長野県内の山岳では遭難が相次いでいます。県警は「自分の技量に見合ったルート選びをする」「余裕ある登山計画を立てる」「夏でも雨や強い風にあたると低体温症になる」「こまめに休憩を取り、意識して水分・エネルギーを補給する」「下山するまで体力や集中力を切らさない」など注意を呼びかけています。