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「木道から落ちた」東京都の71歳女性が足を滑らせ滑落 消防などが背負って同行下山して救助 頭部などけが、軽傷の模様 北アルプス唐松岳で遭難

資料 北アルプス唐松岳

北アルプス唐松岳で東京都江東区の71歳女性が登山中に滑落し、けがをして救助されました。

消防によりますと、14日午前11時40分ごろ、通りがかりの登山者から「70~80代の女性が木道から落ちた」と通報がありました。

警察によりますと、東京都江東区の71歳女性が唐松岳方面へ登山中、八方尾根付近(標高約1900メートル)で足を滑らせて滑落して、けがをしました。

消防署員と長野県山岳遭難防止常駐隊員が出動し、女性を背負って同行下山し、午後1時半ごろ、救助しました。

女性は北安曇郡内の病院に搬送され、頭部などをけがしているということですが、軽傷とみられます。

女性は14日、2人パーティで八方尾根登山口から入山していました。

長野県内の山岳では遭難が相次いでいます。県警は「自分の技量に見合ったルート選びをする」「余裕ある登山計画を立てる」「夏でも雨や強い風にあたると低体温症になる」「こまめに休憩を取り、意識して水分・エネルギーを補給する」「下山するまで体力や集中力を切らさない」など注意を呼びかけています。

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長野放送ニュース

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