
諏訪湖で作業する大会関係者ら
諏訪湖では8月15日、恒例の湖上花火大会が開かれます。準備は大詰めを迎えていて14日は、大会の関係者が打ち上げ場所などの準備状況を確認をしました。他県の花火大会で事故が相次いでいることを受け、安全対策にも気を使っています。
15日に開催される諏訪湖の湖上花火大会。県内屈指の規模を誇り、2025年で77回目です。
14日は運営に携わる市職員や観光関係者など約50人が集まり、準備状況などを確認しました。入念に確認したのが「安全対策」です。
大会実行委員会花火班長 武居靖彦さん:
「花火は夜空にきれいな大輪を咲かせますが、それ以上の危険、リスクを伴う。今までも十分安全対策はしていたが、それ以上に気を引き締めてまいりたい」
8月に入り、他県の花火大会で事故が相次いでいます。
4日には、横浜市のみなとみらいで開かれた花火大会で打ち上げるための船2隻が炎上。作業員5人が海に飛び込んで逃げ、1人がけがを負いました。
また、前日の3日には、兵庫県淡路市でも、花火が暴発する事故がありました。
こうした事故を受け、花火の打ち上げ場所に置く消火器を増やし、万が一の際に素早く避難できるよう、近くに避難用の船を置くことを決めました。
実行委員会会長 金子ゆかり市長:
「まずは安心安全でなければいけない、みんなで力を合わせてしっかりと打ちます。諏訪湖ならではの花火玉を用意してくださっているので、楽しみにいらしてください」
15日は、諏訪湖周辺は混雑が予想され、中央道の諏訪湖サービスエリアは、上下線とも午後3時から閉鎖されます。
また、諏訪湖スマートインターチェンジも午後3時から上下線の出口の利用ができなくなります。確認してから、お出かけください。
花火の打ち上げは、15日午後7時からです。