【気象情報】長野県では12日夕方にかけて雷を伴った激しい雨の降る所がある見込み　24時間予想降水量は北部・中部・南部80ミリ（13日午前6時まで・多い所で）

天気メッシュ

長野地方気象台は、県中部では、12日夕方まで土砂災害に警戒するよう呼びかけています。長野県では、13日明け方まで、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意が必要です。

前線が、華中から東日本の日本海側を通って日本の東にのびていて、前線は、13日朝にかけて東日本の日本海側から東北南部付近に停滞するでしょう。

長野県では、前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、12日夜遅くにかけて、大気の状態が不安定となる見込みで、これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも大雨警報の範囲を拡大する可能性があるということです。

■雨の実況

降り始め（9日午後11時）から12日午前5時までの降水量（アメダスによる速報値）
　　王滝村御嶽山　　470.0ミリ
　　松本市上高地　　232.5ミリ
　　松本市奈川　　　177.0ミリ
　　木曽町開田高原　147.5ミリ
　　南木曽　　　　　134.0ミリ
　　宮田高原　　　　125.5ミリ

■雨の予想

長野県では、12日夕方にかけて、雷を伴った激しい雨の降る所がある見込みです。

・12日に予想される1時間降水量（多い所で）
　　北部　30ミリ
　　中部　30ミリ
　　南部　30ミリ

・13日に予想される1時間降水量（多い所で）
　　北部　15ミリ
　　中部　10ミリ
　　南部　10ミリ

・12日午前6時から13日午前6時までに予想される24時間降水量（多い所で）
　　北部　80ミリ
　　中部　80ミリ
　　南部　80ミリ

気象台は中部では、12日夕方まで土砂災害に警戒するよう呼びかけています。長野県では、13日明け方まで、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意が必要です。また、落雷、突風にも注意してください。降ひょうのおそれもあるので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。