
国道292号線の万座三差路から殺生の間で通行止めに
気象庁は、長野と群馬の県境に近い草津白根山の湯釜付近で火山性地震が増加しているとして、噴火警戒レベルを「2」の火口周辺規制に引き上げました。
気象庁によりますと、草津白根山では、8月3日午後3時ころから湯釜付近を震源とする火山性地震が増えていて、4日午前5時までに40回に上ったということです。火口からおおむね1キロの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとして、噴火警戒レベルを「2」の火口周辺規制に引き上げました。
(記者リポート)
「志賀高原から群馬県草津町へ向かう国道は、噴火警戒レベルの引き上げに伴い、けさ(4日朝)から通行止めになっています」
自転車や車で通行しようとしていた人はUターンしていきました。
自転車で通行予定だった男性:
「当初の予定だと通る予定だったので、非常に困っています。道を調べてう回路を行きます」
レベルの引き上げを受け、国道292号線・志賀草津道路は、群馬県側の万座三差路から殺生の間で通行止めとなっています。