
進路予想図
気象庁は台風9号の影響により、小笠原諸島では30日夜のはじめ頃にかけてうねりを伴った高波に警戒するよう呼びかけています。台風は、8月1日には伊豆諸島にかなり接近し、2日頃は関東地方に接近するおそれがあるということです。伊豆諸島では1日から、うねりを伴った高波に警戒し、強風や土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。関東地方では1日から、うねりを伴った高波に注意・警戒してください。
台風9号は、30日午後3時には父島の北北東約230キロにあって、ゆっくりした速さで東北東へ進んでいて、中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。
台風は、小笠原近海で動きが遅くなっており、31日にかけてほとんど停滞した後、やや発達しながら次第に北上する見込みです。8月1日には伊豆諸島にかなり接近し、2日頃は関東地方に接近するおそれがあるということです。台風の進路や発達の程度によっては、台風の影響がさらに大きくなる可能性があるということです。
■波の予想
小笠原諸島では30日夜のはじめ頃にかけて、うねりを伴い大しけとなり、伊豆諸島では8月1日から、うねりを伴い大しけとなるでしょう。関東地方の海上では1日から、うねりを伴いしけとなる見込みだということです。
・30日に予想される波の高さ
伊豆諸島 4メートル うねりを伴う
小笠原諸島 6メートル うねりを伴う
・31日に予想される波の高さ
伊豆諸島 5メートル うねりを伴う
小笠原諸島 5メートル うねりを伴う
・8月1日に予想される波の高さ
関東地方 5メートル うねりを伴う
伊豆諸島 6メートル うねりを伴う
小笠原諸島 5メートル うねりを伴う
■風の予想
伊豆諸島では8月1日から、非常に強い風が吹くでしょう。台風の進路や発達の程度によっては、警報級の暴風となる可能性があるということです。関東地方では1日から、海上を中心に強い風が吹く見込みです。
・8月1日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
関東地方の海上 18メートル (30メートル)
伊豆諸島 23メートル (35メートル)