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どうつくっているの?7600食分の給食 夏休みの親子が「給食センター」を見学 調理も体験

給食センター見学会

学校給食がどのように作られているのか知ってもらおうと、長野県松本市で給食センターの見学会が行われました。夏休みの親子が参加し、調理工程も体験しました。

カットされた鶏もも肉に片栗粉をつける子どもたち。作っているのは「鶏のから揚げ」です。

一見、料理教室のようですが、この場所は、給食センターの調理場です。

松本市で行われた夏休みの親子対象の給食センター見学会。給食がどのように作られているか知ってもらおうと市が企画しました。

西部学校給食センターは17の小中学校の約7600食分の給食を毎日作っています。

調理に使う専用の器具について職員から説明を受けながら、調理場の中を見学しました。

スライサーの説明:
「刃に野菜が当たりながら切られていくので、だいたい同じ均等の厚さに切れる」

こちらは一度に2000人分の汁物が作れる大きな鍋。かき混ぜるためのひしゃくは、重さが1.2kgもあります。

具材に見立てたペットボトルキャップをほかの容器に移す形で子どもたちも作業を体験しました。

児童:
「重かったです。(いつも作ってくれてるけど)ありがたいです」

続いて、調理の体験。鶏もも肉に片栗粉をつけていきます。

児童:
「肉がかたくなくて、ぷにぷに。楽しい」

続いて、大きなフライヤーで揚げていきます。

普段は、一度に大量の揚げ物をするためー。

職員:
「フライヤーやった人はね、一日中、油臭い」

「いただきます」

最後は、作ったから揚げや他の給食メニューをみんなで試食しました。

参加した子ども:
「おいしかった。残さないで食べる」
「ひしゃくがすごく重くてびっくりしたし、(鶏肉に)粉とかつけるのも大変で、こんな大変なことやっているんだなと思った」

参加した母親:
「私がいい思い出になりました。子どももでしょうけど楽しかったです」

松本市学校給食課・須山雄史主任:
「生産者もそうですし、作っている調理員の努力、栄養士の気持ちも1つの給食に入っている。そういったことを感じてもらえれば」

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