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大量の「ひょう」10分の間に集中 リンゴなど果樹や農作物に被害 生産者「防ぎようがない。異常気象は大変な状況」

日よけのネットに大量のひょう 提供:生産者

長野県内では連日、ゲリラ雷雨が発生していて、農作物に被害が確認されています。

撮影した人:
「やばくない?氷が降ってるよ」

23日、松本市や安曇野市ではひょうやあられも降りました。

一夜明けた、安曇野市三郷小倉のリンゴ畑。

7月24日朝、JAの担当者がひょうによる被害を確認していました。

こちらは、この畑で撮影された23日のひょう。1cmほどの大きさで10分ほどの間に集中して降ったということです。

日よけのネットにはひょうが大量にたまっていました。

撮影した生産者:
「強い雨と一緒にひょうも降ってきた、家にいましたけど音が全然(大きい)。」

秋に出荷するリンゴには、ひょうが当たった痕ができていました。

生産者:
「傷があれば上位等級にはできませんので影響は出ますよね。台風みたいに予告ないですから、防ぎようがない。この異常気象は大変な状況ですね」

JAあづみ果実課・中村洋課長:
「現状の障害ですと、(傷から)腐っていくことはないので、状況をみながら集荷をしていく。農家の皆さんも非常に作りづらい環境になり、対応してわれわれも技術対応していくしかない」

県によりますと、23日は、池田町でワイン用ブドウでひょうの被害があったということです。

また、7月21日と22日には、上田市のレタスや佐久穂町の果樹などで2478万円余りの被害が確認されたということです。

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長野放送ニュース

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