
オープンドアスクール
上田市(長野県)が設置を検討している不登校の子どもなどの学びの場となる「オープンドアスクール」について、有識者でつくる会議が、「設置が必要」との結論を出しました。
上田市教委の担当者:
「(オープンドアスクールは)一人一人の自分らしさを大切にしながら、安心して学ぶことができる『出会い、向き合う、つながりの場』」
上田市が設置を検討している「オープンドアスクール」。
中学校に通えなかった高齢者や日本語を学びたい外国籍の人などが通う「夜間中学」と、不登校の児童・生徒を受け入れる「学びの多様化学校」を併設した学校です。
市内に外国籍の労働者が多い上田市。有識者でつくる会議が4月から検討を重ね、7月23日の会議で、「設置が必要」とする結論を出しました。
オープンドアスクール設置検討会議・安藤健二委員:
「長く住んでいるけど日本語に不自由していますという人も含めて、いろんな世代の外国籍の市民が、この学校ができたら行きたいという学校を(つくる)」
2027年度の開校を目指していて、設置場所やカリキュラムの検討はこれからですが、スクールカウンセラーを置くことや一定の日本語学習を行うことなどが盛り込まれる見込みです。