石破首相は“進退報道”を否定　自民党長野県連幹事長「責任を取るべき」「総裁を代えて新たな自民党として再スタートを」

石破首相

石破首相の進退です。7月23日一部報道で「8月中に退陣を表明する意向」などと報じられましたが、首相は否定しました。一方、自民党県連の西沢幹事長は「責任を取るべき」と話しています。

自民党県連・西沢正隆幹事長：
「衆議院選挙、都議選、参議院選挙とで3連敗ということでありますので、やはりトップとしての責任は取ってほしいという気持ちは強く思っていた」

自民党県連の西沢正隆幹事長が責任を取るべきとするのは「石破首相」です。

先日の参院選で大敗した自民党。石破首相は続投の意向を示しましたが、23日一部報道が「8月中に退陣を表明する意向を固めた」などと報じました。

午後、取材陣に対し―。

石破茂首相：
「出処進退は一切、話は出ておりません。一部にそのような報道があるが、私はそのような発言をしたことは一度もございません」

報道の内容を否定しました。

自民党県連の西沢正隆幹事長は―。

自民党県連・西沢正隆幹事長：
「（県連として）退陣要請みないな文書で、自民党本部に提出しようと検討していたところ。自民党が言うことが信頼できない、国民との信頼関係がなかなか希薄になってきて、総裁を代えて新たな自民党として再スタートしていかないと信頼取り戻せない」

長野県連を含めた地方組織や党内からも刷新を求める声が上がる中、今後、政権運営がどうなるのか注目されます。