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負債は約2600万円の見込み とび・土工工事の「エム企画」が破産手続き開始決定受ける コロナ禍当時の影響大きく 

長野放送

民間の信用調査会社「帝国データバンク」によりますと、長野県千曲市の「エム企画」が7月10日に長野地裁から破産手続き開始決定を受けたことがわかりました。

同社は2000年に設立されたとび・土工工事会社で、建設現場における足場工事や解体工事を手がけ、2019年9月期の年間売上高は約9000万円を計上していました。

しかし、従前から収益性が乏しかったうえ、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって受注が減少し、2022年9月期の年間売上高は約4000万円にとどまっていました。

このため、短期で売掛金を現金化できるファクタリングの利用や新型コロナ対策の借入金でしのいでいましたが、猶予されていたコロナ融資の返済が始まったほか、ファクタリングの手数料負担や消費税の納税負担は重く資金繰りはひっ迫し、先行きの見通しが立たないことから事業の継続を断念したということです。

負債は約2600万円にのぼると見られています。

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