
コウノトリ 佐久市 14日
長野県佐久市の水田に国の特別天然記念物「コウノトリ」3羽が飛来していて、7月14日も、水田でエサを探したり、電柱にとまったりする様子が見られました。
14日昼前、佐久市の水田をゆっくりと歩く白い鳥。羽の先は黒くなってます。国の特別天然記念物の「コウノトリ」です。
付近の住民や目撃者によりますと、コウノトリ3羽が数日前に飛来し、一帯の水田などで過ごしているということです。
14日も水田でエサを探す様子や電柱の上にとまって周囲を見渡すような様子もみられました。
足環の番号から、3羽は今年4月に新潟県上越市で生まれた個体とみられています。
コウノトリを目撃した女性:
「珍しいし大きいし、ゆったり飛んでいるから、気持ちが安らぐというか落ち着く感じがした。コウノトリが来るなんて珍しいことだから、この世の中にもいいニュースが増えればいいなと」
信州に飛来中のコウノトリ。飼育と野生復帰に取り組む「兵庫県立コウノトリの郷公園」は、一定の距離を保ち、静かに見守るよう呼びかけています。