「警報級の大雨」の可能性　土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意を　長野県の24時間予想降水量は北部80ミリ、中部100ミリ、南部120ミリ（24日午前6時まで・多い所で）

降水の予想

長野地方気象台は、長野県では、6月23日夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼び掛けています。また、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意が必要です。

前線が華中から西日本と東北地方を通って千島の東にのびていて、23日は、前線が西日本から東北地方付近に停滞する見込みだということです。

長野県では、前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気や上空の寒気の影響で、23日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

■雨の予想

長野県では、23日昼前から夕方にかけて、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があるということです。

・23日に予想される1時間降水量（多い所で）
　　北部　30ミリ
　　中部　30ミリ
　　南部　30ミリ

・23日午前6時から予想される24時間降水量（多い所で）
　　北部　 80ミリ
　　中部　100ミリ
　　南部　120ミリ

長野地方気象台は、長野県では、23日夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼び掛けています。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努め、降ひょうのおそれもあるので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。