【続報】クマに襲われ46歳男性が死亡　70歳男性も負傷　タケノコ採り中に襲われる

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長野県大町市の山林内で男性2人がクマに襲われました。1人は搬送時、意識のない状態で運ばれ、その後、死亡が確認されました。

警察によりますと、6月22日午前10時過ぎ、大町市八坂地区の山林内で46歳男性と70歳の男性2人がクマに襲われました。

午前10時前、消防に「タケノコ採りに竹やぶに入ったら、クマに襲われた。2人けがをしている」と通報がありました。

警察や消防によりますと、46歳の男性は顔面をかまれたり、引っかかれたりして、意識がない状態で搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。死因は多発外傷による出血性ショックでした。

70歳の男性は腕をかまれ負傷していますが、意識はあるということです。

長野県は大町市を含む北アルプス地域でクマの目撃件数が増加していることから、19日「ツキノワグマ出没注意報」に出していました。

県によりますと、6月8日から14日の1週間に里地でのクマの目撃情報が大町市で15件、松川村で1件あり、前週の4倍になりました。

大町市は人身被害を受け、22日から1週間「クマ出没警戒情報」を発令しました。山に入山する際は、鈴や笛を鳴らしたり、ラジオをつけるなどするよう注意を呼びかけています。

なお、県内では木曽・長野・北信の3つの地域に6月末まで「出没注意報」が出されています。