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動物園も「暑さ対策」に追われる モルモットは「凍らせたペットボトル」に体をぴったり トナカイは「水」をかけてもらう 

モルモット

6月19日も厳しい暑さとなりました。飯田市南信濃35.5℃、上田35.2℃、飯田35℃と3カ所で猛暑日となりました。長野県内では午後4時半までに10人が熱中症の疑いで搬送されました。連日の厳しい暑さで動物園でも暑さ対策に追われています。

県内は19日も朝から晴れて気温が上がりました。最高気温は飯田市南信濃35.5℃、上田35.2℃、飯田35℃と3地点で猛暑日に。上田は3日連続です。

県内では午後4時半現在、10人が熱中症の疑いで搬送されたということです。

また、夕方以降は大気が不安定になってにわか雨のところがあり、雷を伴って激しく降るところもあるでしょう。

20日は19日より気温は下がるものの平地では各地で真夏日になりそうです。

この暑さに参っているのは動物たちも。19日の須坂市動物園(長野県須坂市)はお客さんの姿もほとんどありませんでした。

そんな中、噴き出るシャワーを気持ちよさそうに浴びていたのはフンボルトペンギン。園では今週初めに急きょ、ミストを設置しました。

扇風機の真下でしのいでいたのは、寒冷地に生息するトナカイ。たまに庭に出て来てはプールで脚を冷やしたり、ホースで水をかけてもらっていました。

園は2024年、クールダウン用のプールを新設しました。真夏は、水浴びを1日3回に増やすなど対応に追われます。

山口友里 飼育員:
「去年は何とか乗り越えられたけど毎年、今年は越せるかなと思いながら、できることを頑張ろうと」

氷点下30℃にも耐える冬毛もまだ抜けきらない6月の猛暑。体調管理も大変です。

モルモットが体をぴったり預けるのは凍らせたペットボトル。連日、大活躍です。

勝崎真綾 飼育員:
「(例年は)6月下旬から使っていた気がする。今年は6月の頭から30℃を超えの日があったり、一気にドカンと気温が上がったのでモルモットも暑さに慣れる時間がなくてつらそうですね、今年の夏は」

暑い夏はまだ始まったばかり。動物たちも様々な対策で長い夏を乗り切ります。

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長野放送ニュース

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