YouTube X Instagram

運転免許の返納は…91歳「どうしようかと、息子に言われてる」89歳「車がないと不便」 夫(91)の車が店に突っ込み、助手席の妻(84)が死亡する事故も…相次ぐ高齢ドライバーの事故 警察が注意呼びかけ

事故現場

長野市で6月17日、91歳の男性が運転する車で死亡事故が起きたことを受け、警察が高齢ドライバーに慎重な運転操作や、運転支援機能がついたサポカーへの乗り換えなどを呼びかけました。

警察官:
「高齢者の事故が増えていますので運転するときは気をつけて」

長野市檀田のスーパーで行われたのは、高齢ドライバーに対する交通事故防止の呼びかけ。

このスーパーでは17日、駐車場から出ようとした91歳の男性が運転する乗用車が、道向かいの店舗の外壁に衝突し、助手席に乗っていた84歳の妻が死亡しました。

長野市では、今年に入り死亡事故が相次いでいて、18日までに7件発生し7人が死亡しています。

県は18日、「長野地域」に「交通死亡事故多発警報」を発令しました。

7件いずれも高齢者がからんでいて、6件が高齢者が運転する車の事故、1件が道路を横断中の高齢者がはねられる事故でした。

呼びかけでは、事前の体調確認や慎重な運転操作、運転支援機能のついたサポカーへの乗り換えなどを呼びかけました。

89歳:
「車無いと不便だね。出しても40km/hくらいでずっと走って、無理しないで」

91歳:
「来年まで免許あるん。(返納するか)どうしようかと。息子には言われている、あまり人を乗せちゃいけないよと」

長野中央警察署交通第二課・小林誠課長:
「交差点等では必ず止まる。左右確認するとか、基本的なことを励行するのと。車が必要であればサポカーはどうなのか、車がいらなければシニアカーとか、いろいろ交通手段を一度体験して、選択肢を増やしてほしい」

  • facebook
  • twitter
  • LINE
長野放送ニュース

あなたにおすすめ