
百日ぜきウイルス(提供:国立健康危機管理研究機構)
長野県内で「百日ぜき」やいわゆる「リンゴ病」の患者が多い状態が続いています。
激しい咳が続く「百日ぜき」は6月15日までの1週間に49人の患者の届け出がありました。前の週より6人減りましたが、2025年の累計は460人で、2024年の33人を大きく上回り、2018年の調査開始以来最多となっています。生後6か月以下の乳児は重症化することもあり、県は早めの受診を呼びかけています。
頬などに発疹が現れる「伝染性紅斑」いわゆる「リンゴ病」は1医療機関あたり4.31人と警戒レベルを5週連続で超え、県は手洗いなどを呼びかけています。