
「食品フェア」
夏の観光シーズンを前に飲食店や宿泊施設に向けた「食品フェア」が長野県安曇野市で開かれました。人手不足が課題となる中、手間をかけずに提供できる「時短商品」が増えています。
たっぷりのチーズが入ったハンバーグに、脂がのった信州サーモンの刺身。さまざまな料理が並びます。安曇野市で開かれた「総合食品フェア」です。
飲食店や宿泊施設などに商品を卸す長野市の「ナガレイ」が企画して、全国から食品メーカーなど約140社が参加しました。
近年増えているのが手間をかけず簡単に提供できるチルドや冷凍食品などの「時短商品」。約80社が商品を提案していました。
ナガレイ商品部・高橋和彦部長:
「業界全体の問題である『人手不足対策』。簡単に時間をかけずに、でも時間をかけた料理と同じように出来上がるというものを工夫して提案しているのが今のトレンドかなと思う」
こちらのパスタメニューもチルド商品で、開封して盛り付けるだけで提供することができます。
「トマトパスタサラダ」を記者が試食。
(記者リポート)
「味がすごくついていて今、出来上がったかのようにとてもおいしいです」
また、下処理が必要な魚や肉については、骨を取り除くなど調理しやすく加工してある商品が人気だということです。
食品フェアは、今年10月にも長野市で開催される予定です。