県内4地点で今年初の「猛暑日」　佐久36.1℃、松本35.3℃　熱中症の疑いで12人搬送　農作業中に意識がもうろう…70代男性が重症

長野県内4地点で「猛暑日」

6月17日は晴れて暑くなりました。長野県中部を中心に気温が上がり、佐久36.1℃、安曇野市穂高35.6℃など県内4地点で今年最初の猛暑日となりました。この暑さで、県内では12人が熱中症の疑いで搬送され、このうち1人が重症だということです。

午後2時ころの佐久市です。17日は雲のない青空が広がり、午前中から気温が上がりました。最高気温は36.1℃。今年最初の猛暑日です。

公園で水遊びをしていた親子も水分補給を欠かしません。

県内は中部を中心に気温が上がり、安曇野市穂高35.6℃、松本35.3℃など4地点で猛暑日となりました。

（記者リポート）
「強い日差しで立っているだけで汗ばむ陽気です」

最高気温35.1℃で猛暑日となった上田市。観光客も夏本番の暑さに参っていました。

栃木から：
「耐えきれないくらいの暑さです。長野に来たら涼しいと思っていたから意外でした」
「真夏になりましたね、急に。酷暑ではなくで『豪暑』になっちゃう」

この暑さで、観光客を出迎える「おもてなし武将隊」もー。

おもてなし武将隊・真田幸村 公：
「（夏の装いは）きょうが初でして、きょうは36℃と聞いて、私が真っ先に倒れるわけにはいかないので」

普段は赤い甲冑姿ですが、17日は甲冑を脱ぎ夏の装いで出迎えていました。

炎天下に立ち続けるため熱中症対策も欠かしません。

おもてなし武将隊・真田幸村 公：
「私が言うのも何じゃが暑いから気を付けての。それ（甲冑）は20kgあっての見た目通り暑いんじゃ」

一方、この暑さで長野県内では17日、12人が熱中症の疑いで搬送されました。

このうち小布施町の70代男性が農作業中に意識がもうろうとなり重症だということです。

18日以降も暑い日が続く予想で、熱中症を防ぐため、こまめに水分を補給し、エアコンを適切に使用するなどの対策を心がけてください。