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野球場で複数の銅線ケーブル切断、持ちされられる 照明つかず高校の野球部の夜間練習と少年野球のナイターリーグ中止に 金属類の盗難被害が多発…買取業者にも不正品の疑いあれば通報を呼びかけ

銅線ケーブルが切断されたマンホール(提供:諏訪市スポーツ課)

長野県諏訪市の諏訪湖スタジアムで、照明用の複数の銅線ケーブルが何者かに切断され、持ち去られたことがわかりました。照明が使用できなくなっていて、警察が窃盗事件として調べています。

マンホールの中で不自然に切れた銅線ケーブル。何者かが切断して、持ち去ったとみられます。被害があったのは、諏訪市の「しんきん諏訪湖スタジアム」です。

市によりますと、6月10日午前7時ころ、出勤した職員が10カ所あるマンホールのふたのうち7カ所が開けられているのに気づきました。中を確認すると銅線ケーブルが切断されて無くなっていたということです。

(カメラマン)
「朝、職員が出勤したところ、車止めの真ん中が倒れていて南京錠が切断されていたということです」

また、敷地に入れないようにするための車止めの南京錠も壊されていました。

いずれも、9日午後9時ごろに職員が施設を出た際は異常は無かったということです。

この影響で、現在、照明が点つかなくなっているということです。当面の間、高校の野球部の夜間練習や、少年野球のナイターリーグは中止せざるを得ないとしています。

市は10日、警察に被害届を出し、警察は盗難事件として調べています。

県警によりますと、県内では銅線を含む金属類の盗難被害が多発していて2025年5月末までに78件発生しているということです。

防犯カメラの設置や、異常を検知したら即時に通報される機械警備の導入など対策を呼びかけています。

また、金属類の買い取り業者に対しても、相手の身分をしっかり確認し、不正品の疑いがある場合は警察に通報するよう呼びかけています。




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