
リンゴ病(提供:国立健康危機管理研究機構)
長野県内で「リンゴ病」が流行中です。患者は前の週から減少したものの、多い状態が続いています。
県によりますと、6月1日までの1週間の患者は163人。過去10年で最多となった前の週から減少しましたが、多い状況が続いています。
「伝染性紅斑」いわゆる「リンゴ病」は、風邪症状が出た後頬が赤くなり、全身に痒みを伴う発疹が出ます。大人は重症化しやすく、妊娠中は流産などのリスクとなる可能性があります。
県は、風邪症状のある人との接触に注意し、マスクの着用や手洗いなどの感染予防を呼びかけています。
なお、「百日せき」の患者は県内で32人が確認されました。前の週の64人から半減したものの、例年より多い状態が続いています。