
資料 NHK
全国の自治体の公用車に設置されたテレビ機能付きカーナビなどでNHK受信料が未払いとなっている問題。長野県も182件が未契約だったと発表しました。未納額は約1300万円に上るとしています。
長野県の調査によりますと、テレビ機能付きカーナビが設置されている公用車は197台、このうち170台でNHK受信料が未払いだったということです。
このほか、県の現地機関にあったテレビ10台、テレビ機能付きの公用携帯電話2台も未払いでした。試算では未納額は約1300万円に上ります。
全国の自治体で同じような未払いが相次いでいることを受け、県が調査を進め、6月2日、公表しました。
事業所は一般家庭と異なり部屋ごと、車両ごとに契約が必要ですが、職員にその認識が不足していたことが原因としています。
県は未契約となっている182件についてNHK側と速やかに協議し支払い手続きを進めることにしています。
一方、今後、テレビ機能付きカーナビが使われているかも調査し、外すことも検討するということです。
なお、長野県警も公用車8台で未払いが分かり、2024年度中に約87万円を支払ったということです。この8台についてはテレビ視聴をやめ、今は契約していないとしています。