クマに住民3人が襲われ重軽傷　ガラスを割って住宅に侵入　現場近くでクマを捕獲　胸などに傷があり、特徴が似ていたが「別の個体」と判明

資料

5月、長野県飯山市の千曲川の中州で捕獲された成獣のクマは、住民3人を襲ったクマとは別の個体でした。

飯山市では4月、成獣のクマ1頭に住民3人が襲われ、重軽傷を負いました。

クマは逃走しましたが、ガラスを割って住宅に侵入した際に傷を負ったとみられ、現場周辺には血の痕も残されていました。

猟友会などが捜索を続け、5月5日に、現場近くの千曲川の中州で成獣のクマ1頭を捕獲しました。

胸などに傷があり、特徴が似ていましたが、DNA鑑定の結果、別の個体と判明しました。

県は北信地域と長野地域に出没注意報を出していて、山に入る際は音の出るものを携帯することなど注意を呼びかけています。