
消防団が小学校のプールを清掃
夏を前に、長野県高森町の小学校でプール清掃が行われました。秋からたまった汚れをきれいにするのは重労働ですが、頼もしい助っ人が駆け付けてくれました。
6月のプール開きに向け奮闘したのは、高森北小学校3年生から6年生の約60人。プールを覆う苔や藻などをブラシでこすって落とします。
そこに現れたのが、町の消防団です。消火用のホースで放水し、こびりついた汚れも一気に洗い流します。
駆け付けてくれた理由がありました。
高森町消防団・北條智也 団長:
「消防団の操法(操作手順)の訓練がありまして、会場に高森北小学校のグラウンドを借りるので、お礼にできることはないかということで、子どもたちも団員も楽しそうなのでやって良かった」
強力な助っ人に子どもたちは大喜び。水のかけ合いも始まりました。
児童:
「たくさん泳げそう」
「楽しかった。みんなで楽しく泳ぎたい」
消防団員:
「(だいぶ水かけられましたが)暑いのでちょうどいい。気持ちいいです」
消防団の「恩返し」。みるみるうちに掃除は進み、すっかりきれいになりました。
高森町消防団・北條智也 団長:
「子どもたちが消防団と触れ合うことで、大人になったときに思い出してもらって、『消防団に入りたい』と思ってもらえれば幸いです」
プール開きは6月13日の予定です。