
訓練
学校の安全対策です。東京都立川市の小学校で男2人が暴れた事件を受け、長野県内の学校でも身を守る訓練が行われています。
教室のドアを机で塞いでバリケードを作ります。下諏訪町の中学校で行われた訓練です。不審者が昇降口から校舎に侵入した想定で、全校生徒およそ300人が参加しました。
東京・立川市では5月8日、男2人が小学校に押し入り授業中の教室に侵入した後、職員室のガラスを割るなどして暴れ、教職員5人がけがをしました。
生徒は教室の窓側に移動。
不審者(訓練):
「こっちこいよ」
刃物を持って暴れる不審者。教職員は刺股などを手に教室に入らないよう応戦します。
警察官が駆け付けたところで、訓練は終了しました。
生徒:
「不審者って怖いなって思った。(本当に起きたら)慌てちゃうと思う。冷静になって皆に指示できたら」
諏訪警察署生活安全課・勅使河原悠希係長:
「教職員が(不審者と)間合いをとれる、児童生徒が勝手な行動をしないか、自分の身は自分で守る。(不審者を)グラウンドや敷地内で見たときは、とにかくまず逃げてほしい。逃げて周りの大人などに、大きな声で不審者が来たことを伝えて」