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郷土食「フナの甘露煮」を守ろう 生産農家に「親ブナ」を販売 田んぼで産卵させ秋に「小ブナ」を水揚げ

生産農家に「親ブナ」を販売

長野県・佐久地域の郷土食「フナの甘露煮」。5月20日、生産農家に「親ブナ」が販売されました。田んぼで産卵させ秋に「小ブナ」を水揚げします。

生きのいい魚たち。たくさんの卵を抱えた「親ブナ」です。

20日、佐久市の県水産試験場佐久支場で生産農家など30軒に販売されました。

農家は「親ブナ」を水田に放ち、生まれた「小ブナ」を水揚げします。

そして、小ブナは「甘露煮」にして各家庭で食べられます。佐久地域の郷土食です。

生産農家はー

農家:
「去年より形は小さいけど、いい感じの親だと思います」
「どのくらいまで大きくなれるか」

高齢化などで生産者が減少する中、JAや県は郷土食を守ろうと取り組んでいます。

佐久支場では20日1日でおよそ400キロの親ブナを出荷しました。

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長野放送ニュース

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