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頬が赤く…幼児を中心に「りんご病」が増加 1週間で92人の感染を確認 夏にかけ流行する可能性 長野県

提供:国立感染症研究所

長野県内で幼児を中心に「リンゴ病」が増えています。県は、夏にかけてさらに増え流行する可能性があるとして、注意を呼びかけています。

伝染性紅斑いわゆる「リンゴ病」は、ウイルス性の感染症で、頬が赤くなり腕や太ももに発疹が出て痒みを伴います。

県によりますと、5月11日までの1週間で92人の感染が確認されました。

保健所別では、長野市が最も多い35人。次いで松本12人、上田11人となっています。

例年より多い状態で推移していて、定点の1医療機関当たりの患者は1.8人と警報レベル(2人超)に近づいています。

県は、夏にかけさらに増える可能性があるとして、注意を呼びかけています。

微熱や倦怠感など風邪のような症状が現れた段階で、主にくしゃみなどの飛沫感染で広がるため、早い段階で手洗いやマスク着用など対策が必要です。

「リンゴ病」は大人がかかると重症化しやすく、妊婦が感染すると流産につながる恐れもあり特に注意が必要です。

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長野放送ニュース

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