「登山道から100メートルほど滑落した」と救助要請　戸隠山で埼玉県の49歳男性が遭難　警察などが男性と接触、同行下山へ　けがの程度は確認中

資料　戸隠連邦

戸隠山を登山していた埼玉県幸手市の介護士の男性（49）が滑落して、行動不能になりました。警察などが救助にあたっています。

男性は5日、単独で戸隠山に入山し、八方睨から戸隠神社奥社までの間の登山道から滑落して行動不能になりました。

午後5時15分頃、本人から「登山道から100メートルほど滑落した」と救助要請があり、警察や消防、地元の遭対協の隊員などが出動、男性とは接触でき、同行して下山する予定です。

男性は脇腹が痛いなどと訴えていますが、けがの程度は確認中です。

大型連休中（4月26日～5日午後10時時点）、県内では、少なくとも24件の山岳遭難が発生し4人が死亡しています。

長野県警は
・自身の力量に見合った山を選ぶ
・天候を確認する（悪天候時は冬山と同じ）
・十分な装備（軽アイゼンで大丈夫か？）
・ルートの確認（登山道は雪の下の場合がある）
ことなどを呼びかけています。