
GWの旅行の傾向は
4月26日から春の大型連休ゴールデンウィークが始まります。2025年の日の並びを見ますと、4月28日を休んだ場合は26日から29日までで前半の4連休、そして、5月3日~6日までで後半の4連休となります。30日から5月2日までの3日間を休みにすると最大11連休となります。物価高の中で迎える大型連休。どのように過ごす予定なのか、街の皆さんに聞きました。
(アナウンサー)
「県民の皆さんは26日からのゴールデンウィーク、どのように過ごすのでしょうか?」
男性:
「28日は有給を使わせてもらいました。子どもと遊びに行くのと、親族でバーベキューをしようかという話も出ています」
会社員:
「カレンダー通り、祝日と土日。実家が富山なので富山に帰るのと、家族が盛岡に住んでるので(前半と後半で)それぞれ分けていこうと思います」
高校生:
「家族とキャンプに行きます」
「明日から東京ディズニーと、東京ドームとか行く予定です」
長い連休が取りにくい日の並びもあってか、近場で過ごしたり、帰省するという人が多いようです。
一方で。
女性:
「ゴールデンウィークが終わってから休みをもらっています。そこでは趣味の旅行に行きます」
学生:
「休みはほぼないです。全部バイト入れちゃいました。ゴールデンウィークは我慢して空いている時に旅行に行こうかな」
親子連れ:
「(GW中は仕事で)ゴールデンウィークが明けてから休みます。トランプ政権に代わって160円が140円前半くらいまで下がってきたので、少しは海外行ってもいいかなと思います」
大型連休を避けて休みを取ると言う人も多くいました。
大型連休中の旅行の傾向はどうなのでしょうか。
JTB長野店・伊東佐和美店長:
「物価高の影響は少なからずあるけど、節約をしながらも旅行に対しては積極的に旅行したいという姿勢が見られる」
大手旅行代理店の「JTB」によりますと、物価高の中でも、旅行需要は堅調だということです。特に人気の旅行先は。
JTB長野店・伊東佐和美店長:
「長野県ということでいくと、関西方面の件数がかなり多い。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに新しいアトラクションができたのと、大阪・関西万博の問い合わせが当店については増えている」
国内では、万博が開催中で、人気のテーマパークもある関西方面の問い合わせが特に多いということです。
首都圏にあるテーマパークも子連れの客に人気です。
一方、海外では、「韓国」「台湾」などの近場に根強い人気があり、長い連休を取得できる人はヨーロッパやオーストラリアなどを選んでいると言います。
JTB長野店・伊東佐和美店長:
「コロナで出発できなかった時期が長くあったので、海外を中心に旅行に出掛けたいというマインドは感じている」
足元では円高も進んでいて、「JTB」は、大型連休の後も旅行需要が旺盛な状態が続くことを期待しています。
JTB長野店・伊東佐和美店長:
「円高になると現地での滞在費のお得感を感じるようになる。私たちにとってはうれしいニュースで今後に期待」