
資料
ふるさと納税返礼品の産地問題です。須坂市の問題を受け、長野県内すべての市町村が自主点検をした結果、長野市など6市町村で、他の産地のものが混在していた可能性があることがわかりました。
須坂市の返礼品取扱い事業者が、山形県産などが混在したシャインマスカットを「須坂市産」として市に販売していた問題。
県は3月、県内すべての市町村に対し、産地表示が適正に行われているか自主点検するよう求め、24日、その結果を公表しました。
長野市、上田市、小諸市、南木曽町、小布施町、高山村の6市町村で、米や果物に、近隣市町村で生産されたものが混在していた可能性があるということです。
混在が避けられない場合は、その旨を総務省に申請する必要がありますが、6市町村とも「その市町村で生産された産品」として申請していました。
6市町村は、当該の返礼品の寄付の受け付けを停止していて、今後、職員による確認を徹底するとともに、「混在が避けられない産品」として総務省に申請する予定だということです。
県市町村課・石沢彰郎課長:
「再発防止や基準の順守を徹底するように呼び掛けていく」