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「スピードが出やすい場所」運転の専門学校生(20)が死亡 堤防道路から転落…水門に衝突 2人心肺停止、1人重傷 通報「損傷が激しく救出できない」

事故現場

長野県飯田市で男性4人が乗っていた乗用車が天竜川の堤防道路から転落し、水門に衝突しました。1人が死亡、2人が心肺停止、1人が重傷です。警察が事故の原因を調べています。

(記者リポート)
「車はあちらの堤防道路から転落したとみられます。車の上部は完全に壊れてしまっています」

原形をとどめないほど大破した乗用車。赤い鉄骨が覆いかぶさっています。

事故があったのは飯田市松尾清水の天竜川の堤防道路です。

午後0時半過ぎ、近くの工場の従業員が「自動車が堤防道路から水門付近に転落し、損傷が激しく救出できない」などと消防に通報しました。

車には男性4人が乗っていて全員が病院に搬送されましたが、警察によりますと、運転していた宮田村の専門学校生(20)が死亡、2人が心肺停止、1人が重傷だということです。

車は堤防道路を南側に向かって進んでいたとみられます。

道路は広くはないもののほぼ直線で見通しは良く、近所の住民はスピードが出やすい場所だと話します。

近所の住民:
「あまり車通らないから60km/h以上は出している(車が多い)」

事故前の現場付近は水門の前には道路とつなぐ赤い橋があります。

事故後の現場は、赤い橋は事故を起こした車をつぶすように落ちていました。

かなりのスピードで堤防道路を転落し赤い橋にも衝突した可能性があります。

警察は男性4人の身元の確認を進めるとともに詳しい事故の原因を調べています。

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長野放送ニュース

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