
臥雲義尚実行委員長(松本市長)
城下町を駆け抜ける「松本マラソン」について、実行委員会が2025年の開催を中止する方針を示しました。
松本マラソンは、2017年からこれまでに5回開催されています。
参加者の減少などを受け、運営費の削減などに取り組んでいましたが、2023年以降、赤字が続いていることがわかりました。
臥雲義尚実行委員長(松本市長):
「信頼と期待を裏切る結果となってしまったことに対しまして、心からお詫び申し上げる」
4月23日の総会では、黒字と報告された2023年の大会で、実際は赤字が生じていたこと、市の職員などが運営委託費の一部支払いを翌年にまわすなど、不正な会計処理をしていたことが報告されました。
委員会は、運営について検証するため2025年の大会中止を市議会に提案するとしています。