
長野放送
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、長野市でイベント企画などを手がける「Recios」(レシオス)が2月14日付で債務整理を弁護士に一任し、自己破産申請の準備に入っていたことがわかりました。
同社は2022(令和4)年に設立され、携帯電話販売会社ほかのイベント企画・運営サポートをはじめ、ガラスや自動車ボディ、太陽光発電パネルなどの防汚コーティングのほか、喫茶店の運営などを手がけていました。
2022年12月期に年間収入高は約7200万円を計上。2023年12月期には年間収入高は1億4000万円程度まで増収となっていました。
しかし、増収の一方で労務費や委託費などの原価負担が重いため収益性は低く、資金繰りはひっ迫。先行きの見通しが立たないことから2024年11月頃には事業を停止していたということです。
負債は調査中ですが、4000万円を上回るとみられています。