
資料 長野県警
長野県警は女性警察職員に対して、セクハラ行為をしたとして県内の警察署に勤務する50代の男性警部補を停職1カ月の懲戒処分としました。
県警監察課によりますと、男性警部補は2023年度から24年度にかけて女性職員に対して、勤務中に卑猥なことを話したり、アダルトDVDを見せたり、メッセージアプリで自身の下半身の写真を送ったり、職場内で下半身を触らせるなどセクハラ行為をしました。
男性警部補と女性職員は2023年当時、同じ部署に所属していて、その後、別の部署になったものの、行為を繰り返していたということです。
女性職員から話を聞いた同僚が上司に報告し、発覚しました。
男性警部補は事実を認めていて、「大変申し訳ないことをした」などと話しているということです。
男性警部補は4月21日付で依願退職しました。
県警は女性職員が被害申告をしていないことなどから事件化は見送りました。
県警の高松剛首席監察官は「県民の皆様の信頼を裏切るもので、大変遺憾であり、深くお詫び申し上げます。職員に対する指導をより一層徹底し、信頼回復に努めてまります」とコメントしています。