
イベント「みそ盛りチャレンジ」
コメの価格高騰の影響で「みそ」も値段が徐々に上がっています。米麹を使う「米みそ」が多いからです。こうした中、長野市の老舗みそ店では「30秒盛り放題」のイベントが開かれ多くの人が訪れました。
善光寺門前の老舗みそ店「すや亀」。毎年恒例の「みそ蔵開き」が始まりました。
最もにぎわったイベントが「みそ盛りチャレンジ」。制限時間30秒でビニール袋にみそが盛り放題です。
参加費は1200円。使っているみそは1キロ820円なので1.5キロ以上盛れれば「お得」になります。
参加者(市内から):
「とても楽しかった。こんなにとれると思わなかったので感激」
国内で生産されるみそは大豆に米麹を加えて造る「米みそ」が多く、コメの価格高騰で、みその価格も徐々に上がってきています。
「すや亀」も原材料の見直しなどの工夫で、値上げを控えてきましたが、それでも厳しくなり6月に10%ほど値上げするということです。
18日のイベントでも。
参加者(市内から):
「みそも値上がりしていたので、きょうこういう機会があったのでぜひと思って」
こちらの女性は。
参加者:
「(目標は何キロ?)4キロ!最高(記録)の4キロいきます!」
店員:
「どんどんいきましょー」
参加者:
「やったー!」
約3.3キロ!
参加者:
「なんでも高いからね、ありがたい。全然、安いです。みそ汁と、今たくあんを干してるのでみそ漬けにしようと思う」
すや亀・青木弘美取さん:
「一年に一度の感謝のみそ蔵開きですから、地域の皆さんには赤字覚悟で、買ってほしい」
「みそ盛りチャレンジ」は19日も行われます。