
黄梅院の枝垂れ桜(長野県飯田市)
4日の長野県内は好天に恵まれ、桜前線も一気に進みました。南信の飯田市では多くの桜が見ごろを迎えています。
(記者リポート)
「きれいなピンクの花が咲く桜。風に吹かれて、ゆらゆら揺れる姿も美しいです」
飯田市江戸町にある「黄梅院の枝垂れ桜」。高さは18メートルほど、樹齢はおよそ350年の古木で赤みの強い花が特徴です。
3日、満開となりました。
名古屋市から:
「木の形がきれいで優美、薄紅色と白色が青空に映えてきれい」
市内から:
「いつ咲くかなと、楽しみにしていた。色が濃くて(花が)大きくて良い」
飯田市内では、他の桜も見ごろを迎えています。
長い石段の周りで美しく咲いているのは、「飯沼諏訪神社の石段桜」。ヤマザクラなどおよそ40本が植えられていて4日、満開となりました。
一方、こちらは「長姫の江戸彼岸」。「安富桜」とも呼ばれ、県の天然記念物です。
2日、満開となりました。
阿智村から:
「木が立派で大きくて、もう桜!って感じで、毎年楽しみにしてます」
「天気に恵まれて、時期的にも満開なのできょう来てよかった」
桜の近くでは、地元のお菓子や弁当なども販売されています。
東京から:
「外でね、食事ができるのは気持ちがいい。外の自然、春を楽しみながらというのが、大変ありがたい」
市内から(娘):
「あまい」
母親:
「昔から変わらずきれいだなと。毎年の楽しみでもあるので、うれしいですね」
大宮通りのソメイヨシノは3日、開花しました。2024年よりは1日遅いものの、平年並みの開花です。
およそ700メートルに渡ってソメイヨシノなど、150本ほどの桜があり、あさって6日には、桜まつりも開かれます。