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「前が見えない」強風で“砂嵐” 畑の土が舞い上がる「風食」 最大風速10メートル以上…農家にとっては厄介な「春の風物詩」 27日は「大規模風食」が発生する予報

砂嵐のように畑の土が舞い上がる「風食」(山形村)

26日は強い風が吹き、長野県山形村では砂嵐のように畑の土が舞い上がる「風食」が起こりました。

(記者リポート)
「強い風が吹いています。砂が大きく舞い上がっていて目も開けられない状態です」

強い風で畑の土が砂嵐のように巻き上げられる「風食」です。

車を運転していても視界が遮られます。

(記者リポート)
「砂嵐で前がまったく見えなくなっています」

県内有数の長芋の産地の山形村。長芋畑の土は粒が細かいこともあり、空気が乾燥し、風が強い日には26日のような「風食」が起こります。

近くの松本市今井の観測点では、午前10時20分に最大風速10.6メートルを観測していました。農家にとっては、厄介な「春の風物詩」です。

長芋農家:
「8時前から畑にいたけど手を付けられる状態じゃないから、倉庫の中で違う作業して。5月に入るまではしばらく。参りました」

山形村では、独自に「風食」の注意情報を発表しており、27日も風が強くて「大規模風食」が発生する予報となっています。

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長野放送ニュース

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