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ヘーゼルナッツ特産化へ 長野市の中学生が植樹「愛着が湧く」 収穫は3~5年後

市立長野中学校の3年生

菓子やアイスクリームなどに使われるヘーゼルナッツ。長野市では特産化に力を入れていて、中学生も栽培に取り組もうとしています。

長野市の中高一貫校、市立長野中学校の中庭。18日の放課後、卒業を控えた8人が鉢に植えたのが、ヘーゼルナッツの苗木です。

イタリア生まれのヘーゼルナッツ。香ばしい風味とコクがスイーツと相性抜群です。

長野市では10年前に栽培が始まり、新たな特産にしようと取り組んでいます。苗木購入の補助事業もスタートし、2024年度はおよそ40人が2500本を申請しました。

その動きに興味を膨らませるのが、市立長野中学校3年生の9人。この1年、総合的な学習で地域の食材を学び、特産化の取り組みを知りました。

そして―。

教師:
「まず鉢に入れて、土を軽くかけて少しゆする」

生徒:
「(植樹は)学校のみんなにもっと(ヘーゼルナッツを)広めるために、(中庭に)植えたら身近に感じてもらえるから、植えたいと思いました」

根がついてしまえば毎日水やりの必要もなく、栽培のしやすさも特徴。庭で楽しむのもおすすめです。

実がつくのは3年~5年後。

生徒:
「自分で植えることで愛着も湧く」
「大きな木になってほしい」

3年後を楽しみに、高校進学後も世話を続けます。

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長野放送ニュース

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