“最後の卒業式”138年の歴史に幕　2024年度で長野市の清野小学校が閉校　在校生も一緒に学び舎に感謝と別れ

清野小学校の卒業式（長野市）

138年の歴史に幕です。2024年度で閉校する長野市の清野小学校で最後の卒業式が行われました。在校生も一緒に学び舎に感謝と別れを伝えました。

長野市松代町の清野小学校。7人は最後の卒業生です。

1886（明治19）年に開校した清野小学校。ピーク時は児童数が400人を超えましたが、徐々に減少しました。

現在は22人。2024年度で閉校となり138年の歴史に幕を下ろします。

最後のホームルーム。

担任から卒業生一人一人にメッセージがありました。

その後、全校児童、保護者、地域住民も集まり閉校式が開かれました。

卒業生代表・阿部希海さん：
「仲間と試行錯誤した日々はこれから先も忘れることはないと思う」

校旗返納。

全員で歌う最後の校歌。

卒業生・富田美羽さん：
「他の学年とも仲良くできて、とてもいい6年間だったな」

卒業生・島田朔さん：
「全部、思い出だったので、いろいろ楽しいことがありすぎて思い出せない」

朔さんの父親：
「（閉校式の）あいさつだったり、いろんな言葉を聞いていると寂しい思いで胸がいっぱいに」

在校生は4月から松代小学校に通います。

卒業生：
「ありがとう！清野小学校」