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八ヶ岳連峰天狗岳で滑落か 男性の遺体発見 登山道からかなり離れた急斜面 行方不明の男性(66)か 天候回復待ってヘリで収容へ

天狗岳

長野県の八ヶ岳連峰の天狗岳で8日、身元不明の男性の遺体が見つかりました。警察は、7日から行方不明になっている千葉県の男性(66)とみています。

警察によりますと、午後3時すぎ、天狗岳の急斜面(標高約2300m)で倒れている男性がいるのを、警察の救助隊と地元の遭対協が発見しました。男性は60代くらい、頭から出血するなどしていて、その場で死亡が確認されました。

現場は、登山道からかなり離れた急斜面で、滑落したとみられます。

天狗岳では7日から、1人で入山した千葉県印西市の男性(66)が行方不明になっています。宿泊予定の山荘に現れず、夕方、家族が捜索要請をしていました。

8日の夕方は悪天候でヘリが飛べず、警察は明日以降、天候の回復を待ってヘリで遺体を収容し、身元を確認するとしています。

7日は、八ヶ岳連峰の赤岳でも、単独登山していたとみられる神戸市の会社員男性(66)が、斜面を300~400m滑落し死亡しています。

八ヶ岳連峰は冬も晴天率が高いことから「八ヶ岳ブルー」と呼ばれる美しい青空が多くの登山者を惹きつけます。その一方で強風にさらされることも多く、凍り付いた斜面などでは十分な注意が必要です。

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長野放送ニュース

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